全国を同じ形式で見るための基礎データ
バスみちは全国表示の土台として、国土交通省の国土数値情報を使っています。このデータから停留所の位置、路線、運行事業者の情報を読み取り、同じ路線データに含まれる停留所を地図に表示します。全国を広く見られる一方、収録年度の後に起きた廃止・移設・名称変更が残る場合があります。
この全国データは「どこに停留所と路線があるか」を同じ形式で眺めるのに向いています。一方で、何曜日の何時に走るか、今日運休していないかまでは分かりません。地図で候補を見つける情報と、乗車直前に必要な情報を分けて考えることが大切です。

GTFS-JPで分かること
GTFS-JPは、停留所、経路、便、運行日、時刻などを共通形式で表すデータです。公開されている地域では、より新しい停留所や曜日別の発車予定を表示できます。ただし、すべての交通事業者が公開しているわけではなく、公開データの有効期限や更新頻度も提供者ごとに異なります。
バスみちでは、GTFS-JPが利用できる地域だけを新しい情報で補い、公開されていない地域の全国データを一括で消さない方式を採っています。そのため、同じ県内でもGTFSの情報がある停留所と、全国データだけで表示する停留所が混在します。停留所ページにデータ基準やGTFSの案内があるかを確認してください。

三つのデータの違い
| 種類 | 主に分かること | 分からないこと |
|---|---|---|
| 全国路線データ | 停留所の位置、路線の形、事業者 | 現在の便時刻、遅延、運休 |
| GTFS-JP | 便、曜日、計画時刻、経路 | 実際の遅れや当日の変更 |
| リアルタイム情報 | 遅延、車両位置、運休など | 提供されていない地域の状況 |
「発車時刻目安」が表示されるページでも、表示しているのは曜日区分に基づく計画上の時刻です。現在地へ向かっている車両の到着予測ではありません。
リアルタイム情報とは別です
通常のGTFSに入る時刻は計画上の時刻です。遅延や運休、現在位置を表すにはGTFS Realtimeなど別の情報が必要です。道路渋滞、悪天候、イベント、事故などでバスは遅れることがあります。乗車直前にはバス会社の公式アプリや運行情報を確認し、地図上の時刻だけで乗車判断をしないでください。

異なるデータを混ぜるときの注意
国土数値情報とGTFS-JPでは停留所IDが共通ではありません。同名でも上下線・乗り場が異なり、反対に表記が違っても同じ場所を指すことがあります。バスみちでは位置や名称を使って重ねますが、完全に一致しない場合があります。表示がおかしいと感じたときは、停留所名、地域、ページURLを添えてお知らせください。
地図で候補を発見する段階では全国データが役立ちます。実際に乗る段階では、公式時刻表、運行情報、乗り場案内が優先です。用途に応じて情報源を使い分けてください。
この記事の作成・検証方法
バスみちの公開画面を実際に操作し、国土数値情報と公開GTFS-JP等の収録データを照合して、バスみち運営が執筆・検証しています。表示件数や路線内容はデータ更新で変わるため、乗車前は交通事業者の公式情報をご確認ください。